2004.2.22
東心斎橋 ペリーのいくら丼

ソウル度★★★★★原価率70%、これはまさに黒船だ!
下町度★★堺筋沿いの雑居ビルの中です。
ネタ度★★★★ある意味、ちょっと秘密にしたくなる!


久々の更新です。
ある日、ぼーっと関西1週間を立ち読みしていると、ふと目に入った眩いばかりの輝きを放つ紅色の物体!! それは、北海道でしかお目にかかれないと思っていたイクラ様だった…
「北海道で食すいくら」は、それまでの道中でロクなものを食べていないこともあり、 めちゃくちゃウマイってのが僕のイメージ。そのイメージにも負けないくらいのオーラをその写真は発していた。

その名は、「ペリーのいくら丼」。大阪はミナミの東心斎橋にそれはあるという。
原価率70%と言われる、ソウル溢れるそのお味はいかに?

まずは地下鉄堺筋線の「日本橋駅」で降りるべし。
そのまま堺筋を北上し、道頓堀をこえるのだ。
途中で風○の無料案内所があったりするが、そんな煩悩に惑わされてはならぬ。

目指すはイクラのみ…

道頓堀をこえて100mくらい進むとこんな看板が見えてくるぞ!
看板の下まで来たら、左に方向転換するべし。
暗く細い通路の奥に見える、黄色い蛍光灯入り看板。

こりゃ、昼間でも光ってなきゃ見えないぜ!

ここを鮭のように遡上するのだ。
さぁ、苦難の道を乗り越え蛍光灯入り看板まで到着した。
いくら丼は目の前だ!

ここで必要なのは自動ドアだが、自動でないドア (要は故障中)を力ずくで開ける腕力のみ。

「ウマイもの食べるには苦労が必要なのだよ。」
そんなペリーの声が聞こえてきそうだ。

看板の下の方にはさりげなく「めちゃうまい!680円」とあるゾ。
席に座るなり、付け出しの「こんにゃくの味噌煮込み」が登場だ!
一瞬びびるが、これはなんとサービス。胡麻の風味が効いててうまいど
ちなみに今回は「かに汁」200yenも発注してみた。
これは、これで衝撃だ!セコガニが一刀両断されて入ってるやんけ!
これで200円とは大学の学食級の安さ!


隣の席にいた常連と思われるオネーチャンも、これを注文していて、 どんぶりを手にとって「この大根がうまいんだな(はぁと)」と仰っていました。
確かにこの中の大根はエエ味です。
助演女優賞は確実。
そして「いくら丼1号」こと「いくら丼(並)」が登場♪
これが680円とは激安の殿堂ドンキホーテも腰を抜かすだろう。
艶、味、プチプチ感どれをとってもサイコー。


〜ここから隣のオネーチャンの叫び〜

「今日はどんなイクラやろ?」
「うわ〜キラキラしてるぅ〜〜(はぁと)」

そのくらいキラキラです。
そして、、、今回の真打ち登場「いくら丼(いくら大盛り)」
すげー!すげー!すごすぎる!!
たった200円増しで黒船級の迫力!ペリーもびっくり!
これは価格とイクラの不平等条約だ!
どんぶりから溢れんばかりにイクラが入ってるやん♪

ちなみに、「いくら大盛り」を頼むとご飯の量もリクエストできます。
そりゃもう、とーぜん大盛りでしょ!


そして実食…

お〜〜〜いすぃ〜〜〜〜〜〜!

う、うますぎる!危険なまでの美味さ。
この味わいは北海道は釧路の和商市場以来かもしれん。大阪でこの味は驚異的!
それに値段も安い!マスターの人柄も良く文句なしです。

全然、説明になってないけど、
とにかくうまいもんは、うまい。
結論はこれです。

あと、ケチらずにイクラは大盛りにしましょう♪

イクラで満腹になったら、次は赤い鳥でココア。




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